予告先発の時点で盛大な馬鹿試合を期待したのに。

【13日・千葉マリン】◇10回戦・ロッテ7勝3敗 ◇観衆15,176 試合終了
1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックスバッファローズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
千葉ロッテマリーンズ 0 1 0 0 0 0 0 0 X 1
[勝]コーリー  8試合 1勝 2敗
[S]小林宏  29試合 2勝 1敗 14S
[敗]木佐貫  17試合 8勝 6敗

今日の勝利の立役者は文句なしで、キャプテンの西岡剛だ。再三にわたる好守でピンチを救い、そして足を交錯プレイで負傷しながらのヒット&盗塁のガッツあるプレイに思わず息を飲んだファンも多かったことだろう。今年のロッテはまだ終わらない、死んでいない。西岡のプレイからそういう気迫を感じた。素晴らしい選手になってくれたものだ。

一方オリックス先発の木佐貫も素晴らしい投球だった。新人王を取ったあの輝きを取り戻したといってよいだろう。広いパ・リーグの本拠地になったのがよかったのかもしれない。あのキレの良いフォークボールは今や岩隈と匹敵すると言っても言い過ぎではないだろう。どんでんの采配にはいろいろ疑問点もあるが、木佐貫の登用はT-岡田と並んでどんでん最大のヒット采配の予感。惜しくも1失点で完投負けしたとはいえ、今日は木佐貫の日であった。

一方ロッテの先発コーリーは6回無失点と結果を残し勝利したが、いつ打ち込まれても不思議でない投球。たまたまたオリックス打線の淡白な攻撃に助けられた、決して褒められた投球ではなかった。木佐貫のキレのよいフォークボールと比較すると、困ったらとにかくチェンジアップというコーリーの投球は、見ていて非常に退屈であった。なんでも今日は家族が応援にかけてつけていたようだが、

娘さんは父の勇姿そっちのけでDSに夢中だった(爆)。

子供の感性とは敏感なものである。

試合には勝った。救世主コーリー様と持ち上げているファンもいるだろう。しかしこれによって貴重な若手投手出番が失われてしまったとも言えるのだ。私は素直にこの勝利を喜ぶことはできない。コーリーはこれでローテーションに入るかもしれない。おそらく次は日本ハム戦だ。しかし困ったらチェンジアップという単調な投球では今の日本ハム打線を止めることは不可能だろう。3回10失点ですんでも御の字かもしれない。

もし万が一、コーリーが次の試合で勝利するような、いや、勝利しなくてもきっちりQSを達成するようなら、私は土下座をして謝罪文を書くとしよう。見る目がなくてすみませんでしたと。

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