読みたい本は結構あるんですが、なかなか時間がない今日此の頃。
この前、株スレで紹介されていた、マイケル ルイス「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」を読破。かなり面白かったので感想をまとめておきます。
文章書くのが下手くそなんで、箇条書きです。すまぬ!
・マイケル・ルイスってどこかで聞いたことある名前だなぁと思ったら
「マネー・ボール」の著者だったw
・「マネー・ボール」は超絶ハマって超面白かったですが、今回の本もまたメチャメチャ面白かった!この人は従来の常識をぶっ壊すような話を書くのがうまいですなぁ。
・超高速取引業者は絶対に負けないジャンケンマシーンのようなものだ。人間の手の動きをマイクロ秒単位で読み取り反応することで必ず勝つジャンケンマシーン。超高速取引業者は我々の株の注文を誰よりも早く知って、誰よりも早く注文し、我々に少し高値で売りつけるのだ。なるほど、
こりゃ、絶対に負けないわけだw
まさに衝撃的事実。
・証券市場、銀行、政治家が金で情報を超高速取引業者に売りつける。みんなグルだった。喰い物にされるのは個人投資家達。そんなイカサマだらけの世界に正義を信じたった一人立ち向かった男がいた!彼は不正に立ち向かうべく、自ら手で不正のない証券市場を作ろうとしたのだった!ってもうハリウッド映画になるんじゃね、コレは!
・そういえばなんかの本で昔読んだんですけど、江戸時代に日本でも米の先物取引やってたんですって。江戸時代、米の価格は大阪の市場で決まって、全国に伝わるわけですが、頭のいい人は考えたんですね。「誰よりも早く大阪の米の価格を知れば、儲けられるのでは?」って。でどうしたと思います?
東海道に人並べて手旗信号使ったww
これなら飛脚使うより圧倒的に早いww そんでまだ安い江戸の米を買い占めて大阪で儲けたらしいです。なるほど、これの超高速バージョンが、今回のアメリカ市場で起きたことって解釈してみるw
・で、当然気になるのは、日本市場には関係あんの??ってことですが、これは日本市場の専門家の解説が最後にのってました。詳細はあれですが、ぶっちゃけて、
日本もガンガン、超高速取引業者暴れてるとのこと。
そして東証もグルグルだそうで…。日本市場に正義はないのかっ!
そんなわけで、株に興味ある人にはとってもおすすめな本。かなり面白かったですw
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