【感想】中原圭介「2025年の世界予測」を読んだ

全く更新してなくてすいません、管理人ぷしです。

今回の記事は読書メモ。タイトルみればわかりますが、野球関係ないですｗ

中原圭介「2025年の世界予測」を読みました。そもそもこの人をなんで知ったかっていうと、最近いきなり石油価格が暴落したじゃないですか。あれの原因を知りたくて、いろいろ調べてたら、中原さんのコラムが出てきたんですね。なんでも結構前からこーいうことを予測してらしたようで。それはすごい！ってことで、たまたま図書館でこの人の本があったので借りて読んだというわけです。

そんなわけで、本の雑感を下記にまとめ。

・シェールガスで石油が安く、先進国が有利に！エチレンや鉄も安くなるよ！
・日本は水素エネルギーが充実してくる！ガスや石油の既存設備が使えるから！
・電力自由化で電気代がかなり安く！ソフトバンクが電気業界に参戦！価格破壊か！？
・電気も安くなって、新興国も人件費高騰で日本に工場が戻ってくる！
・ハイブリットカー→水素燃料電池自動車の流れ。電気自動車は流行んねぇんじゃね？
・車、インフラ、ロボット産業がこれから伸びる！農業も伸びしろ高し！
・将来の日本…75歳定年で消費税20％でなんとか破綻しないレベル。

自分が気になった点はこんなかんじです。シェールガスって名前は聞いたことあったんですが、こいつが石油下落の大きな要因っぽいですね。シェールガスのコストが50～100ドルくらいなんで、石油価格がこれより上になるってことはもうないんでしょうなぁ。

電力自由化と水素エネルギーの話もわかりやすかったです。石油とガスが安くなって電力自由化が加わると、原発は自然と縮小されるんでしょうな。

水素自動車はトヨタが今CMしてますね。去年くらいにトヨタの株買っておけば！家電業界はすっかり沈没しましたが、自動車業界はまだ当分日本が引っ張っていく模様。

75歳定年説はびっくり！でも年金制度ができた当初は68歳が平均寿命だったらしいですよ。それが今や80歳ですからね。10年も余計に年金払ってる計算だし、そりゃ年金制度破綻するわな…。

というわけで、本はここに書いた以外にももっと幅広くいろんなことがわかりやすく書いてありました。結構面白かったので、他の本も読んでみようと思ってます。