プロ野球 夢のない補強、こんな「経験者採用」はいらない(産経新聞)
「昨シーズンまで巨人に在籍したラミレス外野手、グライシンガー投手、ヤクルトにいたホワイトセル外野手の3外国人選手には共通項がある。それは日本球界のキャリアスタートがヤクルトだったことと、このオフ、新天地への「再就職」が決まったことだ。
日本で活躍できる外国人選手を連れてきたヤクルトは見る目があるなと思うが、ここで言いたいのはそれではない。DeNAがラミレス、ロッテがグライシン ガー、ホワイトセルと、昨季のリーグ最下位チームが、良くいえば「経験者」、悪くいえば「お古」に低迷脱出の任を託すという夢のない補強をしたことだ。
ここ数年、外国人選手の「使い回し」は多い。西武を離れ、今季から自身2度目の楽天所属となるフェルナンデス内野手はパ・リーグでいたことのない球団はソフトバンク、日本ハムだけ。昨季途中まで西武にいたシコースキー投手はロッテ、巨人などにも在籍した。
昨季、ソフトバンクでリーグ最多の19勝を挙げ、今季から大幅年俸アップで巨人に移ったホールトンのような例は別として、彼らの多くは「細く長く」のスタイルで、移籍先で輝く活躍をすることは少なかった。つまり選手としての「底」が見えているのだ。
そのパターンでいくと、ラミレスはどうだろうか。37歳と年齢が高く、打撃や守りに衰えは隠せない。DeNAは広島にいたジオ投手も獲得しており、新外国人の調査は国内でしかしていないのかと思ってしまう。
今季37歳になるグライシンガーもひじの故障で2010年は勝ち星なし、昨季は1勝止まり。まだ力は残っていると判断されたのだろうか。
両球団とも昨季より成績が落ちることはないのだから、若手に任せてみるとか、新しい外国人を探し出すとかすべきなのでは。勝ちながら、若手を育てるといいながら、「旧外国人」を使うことで、若い選手の出場機会が減ることは避けたい。
昨季、広島がクライマックスシリーズ(CS)進出争いをしたのは先発のバリントン、抑えのサファテ両投手がいたから。中日のリーグ連覇に貢献したネルソン投手はイスラエルのリーグに所属した経験を持つが、最初見たとき、こんな投手をよく見つけてきたなと感動さえした。
今季途中、成績の悪いチームがお手軽に外国人選手を呼んだなら、シコースキーや、昨季限りでソフトバンクを退団したオーティズ外野手ら「むかしの名前」が戻ってきそうで怖い…」
実際に夢がない補強ではある。ホワイトセルは左の長距離砲とはいえ、30本打てるとは思えない。
大松が復調しなかった場合の保険的な位置づけだろう。
グライシンガーなんて保険になるのかすら微妙。いくら最多勝投手とはいえ、2年のブランクがある。
安いし、活躍すれば儲けもの、ギャンブル枠としてなら、アリか。
保険とギャンブルに徹する補強するなら、投打にもう1枚づつくらい助っ人いれて欲しい。
特にリリーフ投手。伊藤と内が抜けた後半戦は酷かったぞ。
記事では、シコとオーティズ戻ってきそうって言ってるけど、シコは投げれるなら普通に欲しいわ。
ってか、オーティズも普通にウチに帰ってきそう(笑)
過去のロッテにおいて、夢のあった補強を考えてみると、以外とがんばっていたりする。
ヤンキースの4番だったホール
現役バリバリMLB選手、フリオフランコ、インカビリア
広島、ヤクルトのエースだったミンチー、ハッカミー
ベイス最強助っ人ローズ
助っ人3連発、テレンコ、ベニー、スンヨプ
パナマウンガー、ズレータ
ざっとこんなとこかなぁ、ときめいたのは。ま、結果が伴わなかった人もいますね。
インカビリアとか、ハッカミーは結局来なかったし。
そして史上最悪のローズ勝弁当(笑)
その年の唯一のスポーツ紙一面がローズ退団。
当時の監督の「終わりだ終わりだ」コメントはロッテファンの心に深く刻み込まれたのでありました。
ズレータも開幕戦の満塁弾以外は微妙だったし。
逆に無名で全く期待してなかった選手が化けるのも面白いですな。ボーリックしかり、シコースキーしかり。ウォーレンとか、マーフィーとかも全く期待してなかったわ。こうしてみると、わりとウチのスカウトは優秀な気もする。
でも、大半はダメな奴はダメな場合がほとんど。ジャックとかスパイクとかジャックとかスパイクとか。これはこれで、何年経つと笑い話になって面白いけど(笑)
うーん、助っ人選手について書いてたら、いろいろまとめたくなってきたw 暇な時に印象に残った駄目助っ人について書こうかな~
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