2010年11月7日、日本シリーズ第7戦。
王手をかけた我が千葉ロッテマリーンズは連日の延長戦。
延長12回表2死2塁。なんとしても勝ち越し点の欲しい場面。
バッターは岡田、カウント1-3。マウンドにはこの年セリーグMVPとなる絶対的中継右腕浅尾。

岡田の打力では内野安打がいっぱいいっぱいではないだろうか…?ここは四球でもなんとか後ろに繋いで欲しい…。

ネクストバッターズサークルには…塀内久雄…!

そう、ここで俺は思ったんだよ。

2死1,2塁の場面、勝ち越せば日本一に直結するこの場面、塀内久雄が、俺達の久雄が決めてくれるんじゃないかって…!

とうとうこの日がやってきてしまったか…。

塀内久雄戦力外通告。

今年は大地とクルーズで二遊間が固定されて、下には高濱、細谷、大嶺、三木と若い内野のユーティリティ選手が多数出現してきたので、覚悟はしていたが…。

高校時代、四国のバースの異名を引っさげて1999年にドラフト4位でロッテに入団。以降は内野の貴重なサブ選手として活躍。

通算成績こそ大した数字ではないが、とにかく印象に残りまくる選手だったのが久雄だった。

主に悪い意味で…(爆)

プロ初ヒット初ホームランを打ち華々しいデビューもその年に靭帯切って2年間リハビリしたり

当時4番だったベニーとフライを捕球する際激突してベニーを退場させてブーイングされたり

サブローの折れたバットが直撃して頭部裂傷したと思ったら、打撃練習中に打球直撃して頭蓋骨骨折したり…。

ちょっと思い出しただけでこれだよ!暗黒すぎる!!

ちなみに僕が強烈に印象に残っている試合は、現地で見てのだが、

満塁で久雄が打ち上げたかと思ったら風で打球が落ちて2点タイムリー↓

しかしその後相手の満塁のとこで久雄がタイムリーエラーで逆転↓

その後、再び満塁のチャンスで回ってきた久雄がゲッツーをかまして最終的に負けるというとんでもない試合(爆)

僕はもう可笑しくて大爆笑していたが、スタンドからは強烈なヤジが飛んでいた。ま、そりゃそーですわな…。

そんな暗黒王子久雄だが、15年も居て一度もお立ち台にたったことがないという逸話も有名だった。プロで450試合くらい出ていたのだが…。

あまりにもお立ち台に縁がなさすぎて、

久雄がお立ち台に立ったら地球が滅亡するんじゃないかって言われるレベルに達していた(爆)

このお立ち台無縁記録って永久不滅な記録なんじゃないかとこっそり思っている。毎年毎年塀内のお立ち台を夢見ていたのだが、それももう叶わぬ夢となるのかと思うと・・・・。(ちなみに2012年、ファーム日本一決定戦でMVPを取り、そこで二軍ではお立ち台を見事達成したw)

久雄の今後の予定はまだ未定だそうだ。全ての内野のポジションを守れて、バントやエンドランなど小技も出来る。内野の手薄な球団ならばまだまだ出番はあると思う。ロッテのユニフォームの久雄を見ることが出来ないのかと思うととても寂しい気持ちでいっぱいだが、もし他球団に行くことになっても頑張ってほしい。心からそう願っている。

っていうか、西武かハムあたりに行ったらロッテ戦で決勝打を打って、しれっとお立ち台に立ちそうなかほりがぷんぷんしている(爆)

・・・

2010年11月7日、日本シリーズ第7戦。
王手をかけた我が千葉ロッテマリーンズは連日の延長戦。
延長12回表2死2塁。なんとしても勝ち越し点の欲しい場面。
バッターは岡田、カウント1-3。マウンドにはこの年セリーグMVPとなる絶対的中継右腕浅尾。

結果は周知の通り。岡田が右中間へ決勝適時3塁打を放ち、久雄がヒーローになる俺の妄想は幻に終わった(笑)

でも時々あの場面振り返ってみて想像しちゃうんだよね。

あの場面、岡田が歩いて、2死1,2塁から久雄が前進守備の外野を抜く適時打を打つ展開をさ。

そしたら、お立ち台でなんて久雄が話すんだろうって。多分、久雄本人すらそんなこと考えてないと思うんだけど(笑)

・・・

本当に久雄が大好きだったんだよね、わたくし。

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